ACT.2 翻弄
Chapter.3
section.2
- GM
- じゃあ葬介ん家からか。
- 葬介
- じゃあ座布団持ってきて、ちゃぶ台を持ってきて・・・粗茶を。
- GM
- 四畳半に布団がひとつ・・・ひとつしかねぇー!w
- 葬介
- なぜー!?
- GM
- ちがうのか。
- 葬介
- いやぁ、畳でいいですが・・・
- GM
- 一緒に寝てるわけじゃないんだ?
- 吼児
- 一緒に寝てるわけじゃないのね。
- 葬介
- ・・・じゃないのでしょうか・・・
- GM
- いやだから、ひとつの布団で一緒に寝てるんじゃないの?
- 葬介
- いや・・さすがにそれはないのでは?
- GM
- ないの・・・?
- 葬介
- ・・・はい。
- GM
- 別に仄は拒まんけど。
- 葬介
- ・・・多分・・・違う。そこらへんは留意してますので・・・で、ちゃぶ台持ってきて「粗茶ですが」
- 吼児
- ちゃぶ台ごしにウルト○マンとお話など、夢のようなシーンだ。
- GM
- メト○ン星人!?
- 葬介
- しまったぁーーー!
- 一同
- (笑)
- GM
- それはなんか、イタイところをつかれたら巨大化しなきゃならないんだろうか。
- 葬介
- 「わたしには言いたいことがあるのだ」ってやつか(笑)
- セティ
- ウ○トラマン扱いするなーー!
- GM
- それにあれウル○ラマンじゃないし、カラータイマーないし!
- 吼児
- いやすごいなーと思って・・・(笑)
- セティ
- 一体・・・
- 葬介
- (笑)・・・で、話とは?
- セティ
- えーとさぁ、あのーーー・・・さらっと、ざくっといこうと思って、ここまで来てみたんだけど、実際のところ、あの機体・・・どういうヤツ?
- 吼児
- 「あの機体を降りなさい!」ぐらいの勢いでないと。
- 葬介
- いや、どういうヤツといわれてもなぁ・・・
- セティ
- 少なくとも、多分わたし、乗って出たら壊しにかかってしまうかも知れないから・・・
- 葬介
- ・・・なるほど・・・
- セティ
- どーーーみてもヤバイよ、あれ!そうだなぁ、せめてどういうことであの機体に乗ることになったのか、それぐらいは教えて?
- 葬介
- 知られているんだったら、それくらいのことは話さなきゃならないだろう。
- GM
- 知られてるわけじゃないがな。
- 葬介
- 見られてるし(笑)いや、口外は避けてくれ。
- セティ
- 知られないようにはするけどさ・・・あ、ちょっと待って。一応しゃべるときには覚悟しといてね。ダメそうだったら、わたしここでパンチくれなきゃならないかもしれないから。それだけは覚悟しといて!
- 吼児
- それでしゃべれとか言うか・・・
- GM
- セティのパンチは痛いぞぉ(笑)
- 吼児
- 「しゃべれなかったら勿論殺すから」
- 葬介
- 脅迫されてるーーー!?
- 吼児
- いやだから、これで殴ってみて即死したら魔物。
- GM
- いや・・・魔物じゃなくても即死するんだが。
- 吼児
- 「あら、魔物だった。」
- 葬介
- ・・・ローマ法王庁の裏に組織があってな。そこの方から来てる。
- GM
- 葬介だったら多分即死するぞ。“魔”属性だから。
- 葬介
- チーン(笑)・・・そこに、まぁ組織の名前までは明かせないが、そういう組織があるんだ。
- セティ
- えーーーと、まぁナニカの漫画みたいなナニカだと思ったけど、わたしもナニカの映画みたいだから置いとくとして(笑)
- 葬介
- 事実は小説より奇なり、とも言う。ほんとのことだ。
- セティ
- そうだね、わたしもそう思った。
- 葬介
- そこで作られたのがアレだ。
- セティ
- アレって作れるんだ・・・へぇー。
- 葬介
- どういう手順でとか、詳しい事を僕に聞かれても判らない。ただ動力源として、人の「無念」とか、そういうものを基にして動いている。
- セティ
- ・・・ねぇ、ソレに乗ることになったとき、「ヤバイ」って思わなかった?
- 葬介
- いや、そもそも僕達は普通の人間と生まれが違うから。
- 吼児
- ・・・アンタもそうだな。
- セティ
- いや、まぁ、集まるところには集まるもんだなーと。
- 吼児
- ちゃぶ台囲んでな(笑)
- 葬介
- とどのつまり、僕達に母はいない。いや、実情いるのだろうが・・・
- セティ
- し、試験管?
- 葬介
- そういうことだ。
- セティ
- 試験管をみて「母さんです」?
- 葬介
- それはサイアクですね(笑)いろいろ外法なりなんなりを駆使して生まれたのが僕達だ。
- セティ
- はいマスター、「外法」って?
- GM
- まぁ、キリスト教において邪教とか、邪神の力を借りてるとか、そんな感じ。
- セティ
- ねぇ、ローマってそんないいところなの?ねぇ(笑)
- GM
- いや、ローマはいいとこですよ。ローマ法王庁だっていいとこですよ。。
- 葬介
- キミ達が普段眼にしているのは、表の法王庁だ。
- セティ
- マジメで口うるさくて「いいことしなさい」って言う人たちのことでしょ?
- 葬介
- そう。ただ、奇麗事で片付けられないことはいろいろあるらしくてな。それで、僕達の組織が作られたというわけだ。
→Chapter.4