炎の国・ムスペルヘイムに住む、炎の巨人の王・スルトの所有する剣。
「害なす魔の杖」を意味する名前を持ち、太陽よりも強い輝きを放つ。
自ら空中で動くことができるということから、フレイの持っていた剣と同じような感じのものなのでないかと思われる。
普段はスルトの妻シンマラが9つの鍵のついた箱に保管しているという話である。
多くの文献では炎の剣とされているが、北欧神話の原典・エッダにはそのような記述はない。
同じくして、ラグナロク終結後、スルトがすべての世界を焼き払ったのはレーヴァテインによってだ、という記述が多いが、「剣を振るって」などという記述はなく、レーヴァテインが炎の剣であるという説は怪しいものである。