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ソード・カトラス Sword Cutlass
出典:ブラック・ラグーン

“二挺拳銃(トゥーハンド)”の女海賊、レヴィことレベッカ・チャンの愛銃。

外見はピエトロ・ベレッタ社製のM92FSアイノックス(シルバーステンレスモデル)。その銃身(バレル)部分に「Sword Cutlas」と銘が入っている。

外見はベレッタ、と書いたが、きっと中身もベレッタM92そのままだろう。だから正式には「ベレッタM92FS INOX“ソード・カトラス”」となる。正式な名称は「ベレッタM92カスタム“プライヤチャット・ソード・カトラス”」(Beretta M92 custom "The Praiyachat Sword Cutlass"special)だそうだ(レヴィ自身が言ってたんだからマチガイないと思う)。

ベレッタM92はアメリカ軍をはじめ、各国の軍の制式拳銃であることでも有名な拳銃だが、世界各国(主に中南米)でコピー生産されているため、中米近隣東南アジア(コミックス5巻にタイって書いてました。ゴメンナサイ)を活動拠点にしている「ラグーン商会」に、元祖であるイタリア製のものが回ってくるとは到底考えられないような気もする。現に使い手のレヴィ自身が「撃てて当たりゃいい」と言ってるのだから、ガンマンではあれブランドや性能にこだわっていない、要は自分の腕に絶対の自信を持っている、というのが垣間見れる。(まぁあんな撃ち方してりゃ、サイトの調整もへったくれもないもんだが)

ソード・カトラスの原型でもあるM92FSは、スライド破損時の事故(射手に直撃する)を防ぐため、それまでのM92Fにくらべハンマーピンを大型化したモデルである。

オリジナルのベレッタM92自体は、前述したとおりアメリカ陸軍の制式拳銃トライアルで、SIG社のP226と一騎討ちするほどの名銃であるが、スライドが後方にぶっ飛んで射手を直撃した、などの事故に見舞われており、その都度マイナーチェンジされている。それでもスライド破損の恐れがある、という噂は拭いきれずにいたが、イタリア製の拳銃特有の外見の美しさから意外と一般に浸透しており、映画やマンガ、ドラマなどさまざまなメディアで見ることができる。

ちなみにソード・カトラスは、ノーマルのM92よりもバレル部分が長く造られており、M92本来のデザインが損なわれている気がするのはわたしだけだろうか(コミックス5巻巻末参照)。

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