ACT.1 接触
Chapter.2 吸血鬼の黄昏
section.2
- GM
- 全員ダイスをどうぞ、判定では無いので、出目だけ申告して。
- セティ
- 7。
- 葬介
- 10!
- 吼児
- 4。
- GM
- じゃあ葬介。辺りを調べていると、路地裏の方から悲鳴が聞こえてきたり。「キャーッ!」
- 葬介
- そちらへ向かいます。
- GM
- 行ってみると……誰も居ない、かな。
- 葬介
- にゃにーっ!悲鳴がしたんですよね。「……誰も居ない!?」
- GM
- 「上」仄が感覚をリンクさせてくる。上のあの辺に残留思念。あっちに向って伸びている。
- 葬介
- 近くに昇れるような取っ掛かりは在りますか?
- GM
- 電柱くらいなら在るけど。むしろそいつは空を飛んで行った?って感じ。
- 葬介
- では乗機を呼出します。1レベルSS“召喚”で。
- GM
- こんな所で?
- 葬介
- 何かマズ気なんでしょうか。
- GM
- 何mある?
- 葬介
- Sサイズなので、8m程度です。
- GM
- それでもデカい。街中だぞ?
- 葬介
- 生身で空は飛べないんだよなぁ、生憎。残留思念を辿っては行けます?
- GM
- まぁ何とか。
- 葬介
- ではそれで、追ってみます。
- GM
- <感知>振ってみて。
- 葬介
- では<能力感知>を、ダブルで行ってみます。よっ……17。
- GM
- 君達と同じ方向に向っている影が、チラッと見えたり見えなかったり。
- 葬介
- 上空?こっちは飛んでけないもんね……じゃぁ、広い所に出たら今度こそ喚びます。
- GM
- 近くに河川敷が在る。
- 葬介
- ではそこで喚びまーす。
- 葬介
- まずは“杖”を呼出します、名前は付けて無いけど自分専用の。それで地面に魔方陣を描きます。陣が完成するとそこがゴボッと血の海みたいになって、そこから出て来ます。「出て来い、“スポウン”!」
- 吼児
- “スポウン”って、アンタ……。
- 葬介
- 実際あんな感じですよ。でもって出て来た白っぽい物体が、人型を形成します。頭部の形状は魔法使いの帽子の様で、眼窩の奥、無い眼に紅い光が灯っています。でもって血の池から出て来た残留思念みたいなのが纏わり付いて、法衣になる。
- 吼児
- 腐った道化、蛆虫の王のイメージが全然抜けない。しかし凄ェな。持込みでこんなんやる度胸、俺には無い。
- セティ
- うん。
- 葬介
- それが元ネタですから。……度胸とか言うか。という訳で、出て来たスポーンに飲込まれるように乗込みます。
- GM
- ガブッと。
- 葬介
- それでも良いなぁ。まぁ、液体に浸透していくように入って行きます。
- GM
- 中では2人とも裸な訳?
- 葬介
- 仄は中に居る状態では視えません。
- 吼&セ
- 400%?
- 葬介
- そんな感じ。で、そこら辺の残留思念なりを集めてエネルギーにして、飛んで行きます。
- 吼児
- 生贄砲かー。残留思念が足りない時は『補充』するのかな、『東京はいい所ですよね、ヒトが一千万も居るから』って。
- 葬介
- 倒す魔物の分で足りる、予定です。残留思念を追って行きます。
- GM
- ほいほい。
- GM
- さて一方その頃、他の人達は?
- セティ
- まず、ヤバそうな感じがしたんでそっちの方を追っかけます。あ、格好は普段着の方で。
- 吼児
- どんなの?
- セティ
- 青のワイシャツの上から半袖のピンクのシャツ着て、ジーンズ。んで頭にバンダナ。
- 吼児
- 退魔モノにしちゃ地味だな。それともコスに変身、とか有るのか。
- GM
- 怪し気な気配の方向へ言ってみると……。SPL振ってみて。<感知>系が有るならどうぞ。
- セティ
- はいは〜い<能力感知>。出目はスゴい、22。
- GM
- 裏路地の方に、微少ではあるが、反応っていうか匂いがする。
- セティ
- ではそっちの方に突進。てってってってっ「ここかっ!」
- GM
- そうすると女性の悲鳴と、ドサッという音が聞こえてきた。
- セティ
- 突っ込んで行きます。「まてまてこのー!」
- GM
- 見ると、普通の男?さっき悲鳴を上げたであろう女性を抱えている。で、そちらに気付くとバサッと蝙蝠の様な翼を生やしバァーッと飛んで行く。
- セティ
- 「こらーっ、待ちなさい!」ジャンプして届くかなぁ。
- GM
- 無理。向う先は都心を外れて……埼玉?
- 吼児
- 外れ過ぎだ。何時の間に彩の国まで。区内じゃ無かったのか?
- GM
- ココは区内ですよ。方角が埼玉だってだけだ。
- セティ
- 乗って来たチャリに乗ってブッ込んで行きましょう。「ちっくしょ〜!」
- 吼児
- チャリかぁ。武器だろうかそれとも“しもべ”?
- 葬介
- しもべ(笑)。
- セティ
- ただのチャリだー!
- GM
- 離されたくないならPHIでどうぞ。
- セティ
- はい。……出目はまずまず、13。
- GM
- ……速い!引き離されそうだ。
- セティ
- ギャーッ!
- GM
- 相手は空飛んでんですよ〜。ある程度行った所でやっぱり見失っちゃうかな。<感知>圏外になっちゃった。
- セティ
- わ〜見失った〜(泣)。どっちかなぁ〜。
- GM
- 『あっちの方』っていう見当は付くけどね。
- セティ
- とりあえず「じゃあこっち!」って突っ走っていく。チャリチャリチャリチャリ〜。
- GM
- 一方その頃。
- 吼児
- 何となく事件はもう起っている気がするぞ。(アナに)もちっとやる気出せよ。
- アナ
- どうやって出せと?
- 吼児
- 腹減ってんだろ?
- アナ
- おなかすいてるよ。でも目のまえにエサがないとやる気にならないなぁ……。で、ドコに居んの?
- 吼児
- 俺に訊くか?
- アナ
- あちしに調べろと?
- 吼児
- 御願いします。いやマジで。
- 葬介
- 絶対服従はどうした?
- アナ
- わかったよ……“キャスP−アイ”!
- 吼児
- ナニー!?
- アナ
- 「なんとなくさけんでみたんだけどね」……おぉ。「そこだッ!……というわけであっちの方」
- 吼児
- 分った、急ぐぞ
- アナ
- 「じゃいこ〜」がばっと負ぶさる。
- 吼児
- まぁ良いか。背負ったまま走り出す。
- アナ
- れっつご〜
- GM
- と、いう感じで暫く行くと、かち合ったりして。
- 吼児
- んをっ!?
- セティ
- おや?
- GM
- ガンッって自転車にぶつかる。
- 吼児
- ぶっ!
- セティ
- うわ!(笑)「転ぶ転ぶ転ぶ……っとっとっとっと」
- 吼児
- (セティを指して)「コレか!?夜な夜な女の人を攫ってるっていうセクハラ野郎は」
- アナ
- コレじゃないよ〜
- セティ
- コレってナニ!?野郎って言うな、私は女だぁ!
- アナ
- 質がちがうよ〜。もっとドロドロしたやつ
- 吼&セ
- ………。
- 葬介
- こっち見てる〜(笑)。
- セティ
- ……もしかして、そっちも探してる?
- 吼児
- ああ。そっちは……追っ掛けられてる、ってんでも無いのか。
- セティ
- 追っ掛けてるの!さっき女の人を攫った男の人が、羽生やして飛んでったからさぁ、追っ掛けてたんだけど見失ったから、多分こっちの方って突っ走って来たんだよぅ
- 吼児
- どっち行ったって?
- セティ
- あっちの方としか分らなかったけど
- アナ
- 向うにいるよ。あちしのキャスPーアイはなんでもわかるのさ」21振ったから。
- セティ
- はわ。
- 葬介
- 素晴しい。
- セティ
- ……で、このコ誰?
- 吼児
- んー、コイツは仕事の――
- アナ
- かのじょ。
- 吼児
- ………
- セティ
- ………
- アナ
- こんなちっちゃいコに手を出すなんて、ロリコンだね吼児。
- 吼児
- 出して無ぇ!
- セティ
- ・・・・・・ま、吼児君の好みが何だっていいけどね。
- 吼児
- とにかく、お前からすりゃダダ漏れかも知れんがこいつは味方だ、仕事の相方だ。
- GM
- (<隠匿>判定に失敗)ダダ漏れだ。詳しくは判らないが、吼児と同質のモノのようだ。
- セティ
- あー、了解。
- 吼児
- (セティに)それはそうと、どんなヤツだったって?
- セティ
- 蝙蝠の羽を生やしてた、っていうのしか見てない。あとは結構普通の男だったかなぁ。
- GM
- ジーパンにジャケット、帽子被ってたすんげえ普通の男だった。
- 吼児
- ここんトコ起ってる失踪事件は?
- セティ
- あ、そういう話あるんだ。この辺をあちこち飛び廻ってる奴が居るって聞いたから、それを探していたんだけど。
- 吼児
- そいつは若くてキレイな女を狙うんだと。
- アナ
- あたしはちがうらしいよ。
- セティ
- 私も狙われなかったという事は・・・・・・まぁいいけどさ。ちくしょー
- アナ
- そいつきっと格下なんだよ、フツーのヒトしか狙わないってコトはさ。それよりこんなトコで油うってていいのかなー?
- セティ
- そうだった、女の人が攫われたんだったー!
- 吼児
- あっちだな。
- セティ
- 荷台に乗る?
- 吼児
- いい、走る。
- アナ
- 吼児がおんぶしてくれるからだいじょうぶだよ。
- 葬介
- ラブラブじゃねぇかチクショー(笑)。
- GM
- では、先行している葬介の方。
- 吼児
- つか、先行してんのが見えないのかな。
- GM
- <感知>すれば。パペットで飛んでるんだから隠せないし。それこそダダ漏れだ。
- 吼児
- 瘴気が視えそうだ。
- セティ
- “浄化“した方が良いのかな。
- 葬介
- 動力は“無限の石”、謎のマント状装甲で浮力を得て飛んでいます。
- 吼児
- 謎の○ーラコンバーターから『怨(オ〜ン)』とかいって髑髏の視える噴射をするんだな。浴びたら死にそう。
- 葬介
- ツッコまれると思ってたけど、本当に言われたよチキショー!
- GM
- 暫く追って行くのだが・・・・・・SPL振って。
- 葬介
- 16。<能力感知>なら19です。
- GM
- 路地裏で見つけた痕跡は、向うの高台まで続いている。追う途中で<感知>した方は、途中で地上に降りて、そこで痕跡が消えている。
- 葬介
- では飛行して行った方を追い掛けたいです。
- GM
- そっちには君とほぼ同質のパワーを感じる。魔族か何かか、という感じ。それを追って進んで行くと、館のようなものが一軒。ていうか館。結構大きな洋館だ。痕跡はその辺で途切れている。君はその上空をスルーする。
- 葬介
- 館かぁ・・・・・・。人が居る様子は有りますか?灯りが点いてるとか。
- GM
- そこからじゃ人が居るかどうかを確認することは出来ないが、灯りの点いた窓はある。・・・・・・ところで、どんな音立てて飛んでんの?
- 葬介
- 音なんて立ててませんよ。
- 吼&セ
- え〜〜〜〜?
- 葬介
- 周りで何か言ってるようだが『怨(オ〜ン)』とかいったりしません!
- GM
- 黒いんだよね。
- 葬介
- ボディは赤黒、マントは真っ白です。
- GM
- 真っ白なんだ。成程。ところで、仄が“魔力生成”で機体を稼動させている間、他の事は出来そうに無いんだけど・・・・・・<感知>とか、どうする?
- 葬介
- それで今、困ってるんですよ。
- GM
- 自分で取れ、後でな。
- 葬介
- はい(笑)。
- 吼児
- 仄がロボモードだから<感知>とか出来ないのか。『コンピュータ』とか『センサー』じゃ無くて『エンジン』なんだ。
- セティ
- ふ〜ん。
- GM
- ○元連結システムだから。
- 葬介
- まぁ(笑)。ゼオライ○―がいけないんだ!
- GM
- 仄がアンドロイドだ、ってワケじゃないけど。
- GM
- 一方、その頃の二人。追い掛けていると、「あんな所にでっかい火の玉ボーイ出現!」
- 吼児
- 火の玉ボーイ?
- アナ
- 「『ボーイ』はウソだけどさ。ほら、あそこ」何かの上空を赤黒くて白いのが、ふらふらと飛び回っている。
- 吼児
- 出やがったな!
- セティ
- 多分あれがそうだね。間違いないって!
- アナ
- ドロドロしてるー
- 吼児
- あぁ判るさ、あれは『悪いモノ』だ。・・・・・・腐ってやがる!
- 葬介
- お約束通りに誤解されてる。じょ〜〜(泣)。
- アナ
- おいしくなさそ〜
- セティ
- ・・・・・・食べるの?
- 吼児
- 気にするな。美味しくない、喰わない、って言ってんだから。
- アナ
- 怨念ってあんまりおいしくないんだよ〜
- 吼児
- ・・・・・・この際訊いておくが、何だったら美味いんだ?
- アナ
- たとえば悦なときとか。あと孔あいたときがいちばんおいしいかな。
- セ&葬
- ・・・・・・・・・(笑)。
- 吼児
- 違う、俺じゃない。何故皆んな俺を犯罪者に仕立て上げようとするのか。いや、そんな事はどうでも良い。「アレを放っとくワケには行かないな。・・・・・・(セティに)何とか出来そうか?」
- セティ
- 放っといたら凄くマズいのは解るけど・・・・・・今はちょっと難しいかなぁ。
- GM
- その向うの高台には洋館が見える。
- 吼児
- アジトに帰ろうってコトか。
- GM
- プールは無いけどね。
- 吼児
- 中に攫われた人達が居るかもしんない。本体が帰ったり、俺達で立ち回ったりする前に。
- セティ
- 館の中に潜って助け出してから、か。その方が良さそうだね。
- 吼児
- ところで、お前さん何か出来る人?
- 葬介
- 何か(笑)。
- 吼児
- いや、こんなトコ来るのに自転車だし、何か連れてるわけでも、武器や本を持ってるわけでも無いし。
- セティ
- 最近はパペットっていうんだっけ?アレに乗れはするけどここじゃ呼べないよ〜、ウチのでっかいもの。
- 吼児
- アレの相手はどうするかな
- セティ
- 「館の中に潜って出て来るだけなら、コレで十分でしょ」とりあえずグローブだけしとこうかな。
- 吼児
- と言って嵌めるグローブは何?
- セティ
- 『ソレ用』のヤツです、ピシッ。「魔族や霊体ブン殴るんだったらこっちの方かな」
- アナ
- どうすんのー?
- 吼児
- 突入する。
- アナ
- じゃ、ドリル出す?
- 吼児
- まだだ。・・・・・・って、ドリル!?
- 葬介
- ドリルなのか。
- GM
- いや、無いけど。
- GM
- 林を抜けて高台にある洋館の方に行く訳ですが・・・・・・灯り点いてますよ。
- 吼&セ
- 「ありゃ」「あれ?」
- 吼児
- 中に誰か居るのか。警戒して行くぞ。
- セティ
- そうだね。
- GM
- 下の方にゴソゴソ動く人影が在る。洋館の方に近づいて行ってる。
- 葬介
- では、洋館の近くに降りて、“スポウン”を送還します。
- セティ
- 降りて来たー!
- GM
- 中から出て来るのは、葬介と仄だ。
- 吼児
- なっ!?
- セティ
- え?
- 葬介
- ・・・・・・何だね?
- 吼児
- ・・・・・・いや、謎はすべて解けたり。
- セティ
- 転校初日から色々やってくれるなぁと思って
- 吼児
- 要するにだ、キサマは一連の事件の犯人で、あまつさえ仄ちゃんを
- 葬介
- ・・・・・・何となく誤解の原因が解った。
- 吼児
- お前とは解り合えた気がしたんだけどな・・・・・・どうしてこんなコトになっちまったんだ?
- 葬介
- 盛大な誤解をしているようだ。僕の愛機はああいうナリをしているが、君たちの考えている様な目的に使用した事は無い。神に誓って。
- 吼児
- じゃぁ訊くが、アレは何を喰って動いてんだ?
- 葬介
- 魔族共に殺された人達の思念を汲んで動いている。
- セティ
- それ、ダメ(笑)
- 葬介
- 正当なる復讐者だ、僕達は
- アナ
- でも、どろどろしてるよ〜
- 葬介
- 仕方が無いだろう。ただ多分、目的は君達と同じだ。街を調査していたところ、女性の悲鳴と、怪しい気配がこちらに飛んで来るのを察知したので追って来たんだ。
- 吼児
- (仄に)そうなのかい?
- 葬介
- 何故僕に訊かない?
- GM
- こくり、と頷く。
- 吼児
- まぁ『君は騙されてる』とか『利用されてるだけなんだ』とか言ってる暇はねぇか。
- 葬介
- 本当に君とは解り合えそうで解り合えないな。
- 吼児
- 寧ろ『人類の敵』と認識する3秒前だった。
- セティ
- うん。だってあれ、すっごいヤバそうだったよ?
- 葬介
- 済まない。そういう事を言っておかなかった僕にも非は有る。
- 吼児
- そりゃ言わない方が良いだろ。ただ気にはなる。そんなのに乗って『ヴァチカンの方から来ました』?
- セティ
- うん、あれって教会ではオッケーなの?
- 葬介
- 確かに表の方では禁忌とされるだろう。ただ、教会にも色々有るのだよ。
- 吼児
- 「噂の“裏”ってヤツか」あの、逆さの十字架を掲げてるっていう。
- セティ
- なんとかクロス(笑)。
- GM
- 『なんとか』には『あんち』が入るとしか思えんのだが。
- 葬介
- 全ッ然駄目だァー!「詳しくは言えないが、非公式な退魔の組織が在るという事だ」
- 吼児
- 毒を以てナントカ、ってワケだ。あの“ベルゼBュート(仮)”、何てんだ?
- 葬介
- “スポウン(落し仔)”という
- セティ
- 鼈?
- GM
- やっぱりアメコミのアレしか思い浮ばん。
- 吼児
- さて急ぐぞ。その怪しいヤツも攫われた人たちも中ってコトだな。
- 葬介
- 恐らく。追ってきた痕跡がここで途切れている。
- 吼児
- じゃ、突入。
- GM
- 突入?
- セティ
- 普通こっそりじゃない?
- 吼児
- アレで乗込んできて『こっそり』も無いだろ。
- セティ
- 「そりゃそうだけどさ。私裏から入ろうか?」え〜と2階建て?
- GM
- 2階建てで、それなりに広い。
- 吼児
- 0・1・2階で手分けするか?
- アナ
- 正面から『ごめんください』って行けば〜?
- 吼児
- んじゃ、ギギーって。開くかな?
- GM
- 鍵掛かってますが。
- セティ
- ピンポーンって。
- GM
- 呼鈴は無いが、ノッカー位は有るか。内からガチャリと鍵の開く音がして、ドアがギィ〜って開いて。で、中からメイドさんが。
- 葬介
- メイドが居る。メイドの棲息地だ!
- メイド
- どちら様でしょうか?
- 吼児
- どちら、って言われると…・・・通りすがりっていうか
- メイド
- どういった御用でしょうか?
- セティ
- えーと……こういう恰好の人が、こちらに来ませんでしたか?
- メイド
- 私は存じません。……取敢えず御館様にお取次ぎしますので、少々お待ち下さい。
- セティ
- あー、はい
- 葬介
- こう、丁寧に出られると、勢いが殺がれるな。
- 吼児
- ガシャーンと乗込んだ方が早かったか?(アナに)今出て来たのは人間だったか?
- アナ
- うん人間。吼児が萌えそうなかんじだね。
- 吼児
- どこの神と一緒にしてるか。
- 葬介
- 君には立派な恋人が居るではないか。
- アナ
- いぇー
- 吼児
- アレが立派に見えるってんならお前も十分ケダモノだよ。
- 葬介
- 違うのか。随分と好かれている様だが?
- 吼児
- 取憑かれてんだよ。羨ましいならそっちのシキちゃんと交換してくれ。
- 葬介
- 断る
- GM
- ドスッ。カンチョーを極める。
- 吼児
- ☆〜〜〜〜〜〜!!
- アナ
- とり憑くとかいうなー
- セティ
- 何かカンチョーされてますよ。
- 葬介
- 仲良いのは好い事だ。
- セティ
- ちなみに外見とか背格好とかどの位なの?
- GM
- 背格好は(設定を見て)……身長146cm。
- 葬介
- 変態炉利魂ヤロー(笑)!
- 吼児
- 真向から来やがったな。
- GM
- スタイルは良いのかも。この身長でB75は、『有る』方では。
- セティ
- 身長10cm低いのに殆ど変わらないって、どうよ(泣)。
- GM
- 70代後半は別に普通では?ナイチチとしては。という訳で、何やら双結び(ツインテール)らしい。
- 葬介
- 致命傷だ、もう助からない(笑)。
- 吼児
- 食ったらエビの味なんだよ。
- GM
- で、レザー着ているらしい。
- 吼児
- 仕事用はな。
- 葬&セ
- ………。
- 吼児
- だから……違う。今はそんな場合じゃ無い!
- 吼児
- 御館様っての出て来ねぇな、クソッ
- アナ
- そういえばさっきのヒト、操られてるかも
- 吼児
- 攫った人達をああ使ってるのか?
- 葬介
- 「死者の残留思念は感知出来ないか?」と仄に訊いてみる。
- GM
- 「やってみる」仄は暫く集中して……。
- 葬介
- 『ジャス○ンはエスパーである』みたいな役回りになってきたな、仄は。
- GM
- 誰を触るんだ、じゃぁ、吼児のお尻を。
- 吼児
- 尻か!……やるな、萌えそうだ。
- GM
- ドスッ、アナから地獄突き。
- 葬介
- ダメだこのヒト(笑い)。……ツインテールだけでは飽き足らず!
- GM
- <感知>をしていた仄が突然「うっ……」と言って膝を突き、あまり見せられない状態に……。
- 吼児
- へ?
- 葬介
- 大丈夫か!?
- GM
- 吐いちゃいますねぇ。
- 吼児
- 何かに当てられたか?
- 葬介
- 「そうらしい」背中をさすります。
- セティ
- そんなにさっきのお尻が……。
- 吼児
- 違うだろ!「悪ィ。何があった?
- 仄
- 「うっ……いろんな想念が…渦巻いてて……女の人達が…地下で……」と言ってまた苦しそうに。
- 葬介
- 無理して思い出さなくても良い
- 吼児
- 待ってる場合じゃ無ェな。先行く!
- セティ
- あー、その方が良さそうだね
- アナ
- やったー
- 吼児
- お前は元気そうだな
- アナ
- 何も視てないもん。視た方がいいのかな。視たらおいしそうだけど
- 吼児
- 止めとけ
- 葬介
- (仄に)ついて来られるかい?
- 仄
- うん。大丈夫
- 吼児
- ダメでも大丈夫って言うに決まってんだろ。(仄に)御苦労さん、休んでなよ。向うは俺等で何とかするからさ
- 葬介
- そうだな。済まないが、ここで待っていてくれ。
- 仄
- うん。待ってる
- 葬介
- 地下への入口を探して、降りて行こう。
- 吼児
- 場所判らないか?知覚を共用出来るんじゃ無かったっけ。
- GM
- あれは仄の任意で感覚を『共有』出来るんだ。
- 吼児
- すると教えて貰うと貰いゲ○か。
- アナ
- この先すごくステキ空間がひろがっているんだね♪
- 吼児
- 『オラわくわくしてきた』とか言うな
- アナ
- 今言おうと思ってたのに
- 葬介
- 成程、精神的にタフなレディだ。個人の趣味に口を出す気はないが、一体彼女はどういった存在なんだ?
- 吼児
- シュミ?俺はどっちかっていうと悪いのに当てられて倒れる方が好みだ
- アナ
- 「こんな風にか」ビシ(地獄突き)。
- 吼児
- 「ぶし」ガク。
- 葬介
- 幸せそうな。
- アナ
- 私今幸せよ。あ、私の名前はアナスタシア=ジェンキンス=フォールドIII世っていうのよ
- 葬介
- 何だァ!?
- 吼児
- ホントかよ
- アナ
- ウソ。
- 吼児
- 前に名乗ったのと違うし。
- アナ
- そんなの忘れたよ〜
- 吼児
- アナで良い、アナで!
- アナ
- アナでいいよ〜。だって創ったヒトも考えてないもん。
- 葬介
- まぁ良い。彼女も複雑な経緯を経てここに居るという訳だ。
- 吼児
- こんな処に居る奴なんて全員、フクザツの一つや二つ有るだろ
- GM
- 地下への入口を捜すのでしたら、SPLでどうぞ。<感知>系が有れば足して。
- セティ
- は〜い。
- 葬介
- 良かった、TECと言われたらどうしようかと思った。え〜と、12かな。
- 吼児
- 7。
- GM
- ブッ(笑)。一応アナもやっとくか……でか。
- セティ
- <感知>で……15。
- GM
- では、吼児以外は判るよ。ちょっと奥まった所に地下への階段が在る。そこから何か……もぁ〜んとした空気ガ流れ出ているのが視える。(吼児に)君には判らない。
- セティ
- うぇ〜やな感じ〜。この下?
- 葬介
- ああ、間違い無いだろう
- アナ
- あそこにマズそうな穴があるよ〜
- 吼児
- あぁ、解った
- セティ
- じゃぁ、降りて行こう
- アナ
- わぁ〜暗いねー狭いねー楽しいねー♪
- 葬介
- 本当に精神のタフなレディだ
- アナ
- コックピットの中だって暗くて狭いじゃん。楽しいよ〜
- 吼児
- コックピットって、狭かったのか。よく解らないフシギ空間だったが。(葬介に)そっちはどんななんだ?『肉の中』って感じか?
- 葬介
- 仄だけね
- 一同
- ………。
- 葬介
- ハッハハハ(笑)。
- セティ
- すいません今、すげー酷いヤツとか思ってしまった自分が居たんですけど(笑)。
- 葬介
- さらりと言ってから自分でも酷えヤツだなぁと思ってしまいました。
- GM
- さて、暗いと言うが、通路の壁には一定間隔でランプが灯っている。どんどん奥に進むにつれて思念というか力というか、そういうのが強くなっていくのを感じる。
- セティ
- うわ〜なんかヤな空気〜淀んでる〜
- 葬介
- 当てられてしまいそうな瘴気だな
- セティ
- どうしてあの手の連中はこう、風の入って来ないでろでろした処に棲み付いたりするのかな〜
- 吼児
- どうせ俺には霊感無ェから判んねェよ。
- GM
- いや、そちらでも『なんか気持ち悪ィ』って判る位の濃さが有る。という訳で暫く行くと……声が聴こえて来る。
- 吼児
- どんな?
- GM
- え〜と女性の喘ぎ声とか?
- 吼児
- 来ましたねぇ。
- 葬介
- 来ましたねぇストライク。
- GM
- 男性の叫び声とか。それが複数。
- 吼児
- 叫び声?
- GM
- つっても女性のそれと同じ性質のものだが。
- 吼児
- 『ムヒョ〜』って感じか。要らん。そっちに駆け出す。
- GM
- え〜とまぁ、行った先はちょっとばかし広い空間になってて、そこで繰り広げられているのは狂喜乱舞の世界ですよ。
- 吼児
- 何、ヤギの頭した何かが居るの?
- GM
- そんなのは居ないけど。
- セティ
- 鯖獲ってるワケじゃないのか。
- 吼児
- 居るのは?
- GM
- 数えなくても判る、10組以上の男女が乱交パーティーをしてる。
- セティ
- うぇ〜〜。
- 吼児
- 取敢えず鼻と口を塞いで確認。空気の色ピンクじゃ無いよな?
- セティ
- 変な香とか焚かれてませんねっていう話?
- 葬介
- お約束の横行か。
- GM
- 成程分った。噂システム発動。1点はやらんが。という訳でSPLロールで抵抗をどうぞ。
- 吼児
- マヂ?神が気付く前に塞いだのに(笑)
- GM
- +5ボーナスやるよ。
- 吼児
- +5は有難いな。2コ振って……22。
- 葬介
- PS(パワーソース)発動、抵抗系4LVSSを使います……28?
- セティ
- ダブルで行きます……低っ!
- 吼児
- 一人は引掛った方が面白いって。
- セティ
- そう思って1D振ろうかとも思ったんですが…・・・1Dの方が高かったかな、13。
- GM
- 13!?
- 吼児
- 神大喜びだな。
- GM
- アナもだ。
- 吼児
- 治れ!つか治せ!バッドステータス回復のSS有ったろうが!
- GM
- (提出された設定を見ながら)う〜ん、コレか。「しょうがないなぁ。じゃあ『パクッ』」
- 吼児
- 『パクッ』?
- GM
- 喰った。体に纏わり付いた何かを、素麺みたいにズルズルって、喰った。『ごっくん』。
- 葬介
- 食べた(笑)。
- アナ
- はぁ〜なんかあったのかな?
- 吼児
- ……ふん。
- GM
- さて、抵抗に失敗したセティは。
- 吼児
- トイレにしちゃ長いな……『捜す』『待つ』。
- 葬介
- 『待つ』……いやデッドエンドだそれ(笑)!
- GM
- 体が火照ってきて……ちょっとエッチな気分に。ちょっと……いや凄ぇ。子宮の辺りが熱いっすよー
- セティ
- う〜〜〜〜。
- 葬介
- うわぁエロエロだぁ。
- GM
- ……というわけで隣に2人男が居る。
- 吼児
- 『29(にく)ゥ!』って?違うか。
- 葬介
- ダメだぁ。
- GM
- 周りでは皆んなヤっちゃってて、『私もヤらなきゃならないのかな』って感じ。
- 葬介
- 約一名、目の焦点が合っていないような……
- 吼児
- しっかりすれ。
- GM
- しかもダイス握ってるし。
- 葬介
- 気を確かに持て……って、ダイスで決めようとしてる!?
- セティ
- ………(吼児を見る)。
- 吼児
- ぶっ。
- 葬介
- 熱血系が好みだそうです(笑)。多分抵抗出来ない。
- 吼児
- 抵抗って何だ。『我慢する』とかか。
- 葬介
- あっははは!それもバッドエンドだ(笑い)。逆レイPされてる〜。いやぁ〜ん(笑)。
- セティ
- え〜っとじゃあ、抱きついてチュウ?
- GM
- 「おぉ〜〜」アナがちょっと喜んでる。
- 葬介
- 観客そのいち(笑)。
- 吼児
- 喜ぶのかよ!ていうか、初めてだったのに〜(泣)。
- アナ
- チュウだけでイイの?
- 吼児
- バカ、けしかけんな、治せ!
- アナ
- でも治してばっかりだと呼べなくなっちゃうよ〜
- 吼児
- 確かにこの先戦闘だとすると、それはマズいか……。
- セティ
- え〜っと、そのまま寝技に。
- GM
- 寝技に行ったらしい。
- 吼児
- マウントですか。『REVERSAL』のポイントは無いんですか!?
- セティ
- 無いですね〜。
- GM
- 抵抗したかったらPHI振って。
- 吼児
- <運動>入れて……14…低いか?向うに『マウントからのSS』とか有ったらどうしよう。
- セティ
- 14です。
- GM
- 同値なら攻撃優先。
- セティ
- 押し倒すのには成功したようなので、脱がせつつ。
- 吼児
- (葬介に)観てるなよ!
- 葬介
- 命に関わる訳ではないようなので、首謀者を探します。パッと見で、居ますか?
- 吼児
- スルーかよ!
- 葬介
- 待ってろ吼児、暫くの辛抱だ。それまで大人になるんじゃないぞ(笑)!
- 吼児
- 大人になるなってお前……。(セティに)こういうのは良く無いだろ、大事じゃ無いのかよ!
- セティ
- 大事だから……じゃ、ダメ?
- 葬介
- エロエロモードです(笑)。ウヒョ。
- 吼児
- いや、小っちゃい子とか見てるし
- アナ
- 観てるよー
- 吼児
- 観てるな!
- セティ
- 「でもぉ……こんなにドキドキしてるんだよ……ほらぁ」といって手を胸に。
- GM
- 小っちゃいですが。『ナイチチ万歳!』とか言わないのか。
- 吼児
- 言わない。「止せ、こんなの違うだろ!お前だってそんなんじゃ無いだろ」
- セティ
- 男の人って、やっぱりあった方がイイのかな
- 吼児
- そりゃまぁ……いや、俺は『2つで十分』だけど……って、違う!
- セティ
- 脱がす〜。
- アナ
- どうしよっか〜?
- 吼児
- ……治して
- アナ
- 「はぁ〜。ご主人さまのご命令とあらば」フォークを取出して、くるくるって。
- 葬介
- 何を巻いてるんだろう、アレ(笑)。
- GM
- ちゅるちゅるっ……ごっくん。「ごちそうさまでした………まず」という訳で治った。こんな所で。マウントとって脱がせた体勢で。
- セティ
- ……はうっ!「え〜、あ〜、う〜」
- アナ
- なおしたよー
- 吼児
- 「あぁ……(セティに)何て言うか……悪ィ」ってこっちが言わにゃならんか。
- 葬介
- いいから服を着ろ
- 吼児
- 結局観てたのかよ!
- 葬介
- いや、こっちの分を挟む隙間が無かったので。え〜だから……首謀者っぽいのを探します。
- GM
- 部屋の一番奥、玉座みたいなのに座ってる男が居る。ただただ例の香は奥に行く程濃くなっており、このまま進めばキケンだって気がする。男の顔はよく見えないが、膝掛に手を置き……膝掛でどうする(笑)。肘掛に手を置き、足を組んで下の様子を眺めている。
→section.3